Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究課題の目標は、脳、脊髄、筋肉を感覚神経と運動神経それぞれが独立して結ばれた多臓器神経系モデルの構築を行うこととする。上記目的を達成するため、本研究課題では、①iPS細胞周りの分化因子勾配を制御することにより、感覚および運動神経がそれぞれ局在する脊髄オルガノイドモデルの構築、②脊髄オルガノイドからの感覚および運動神経がそれぞれ伸長し、筋肉オルガノイドへと接続した脊髄-筋肉神経ネットワークの構築、③脳、脊髄、筋肉のオルガノイドが、独立した感覚神経・運動神経により接続された、in vitro多臓器神経系を再構築して、感覚神経および運動神経がそれぞれ解析可能であることを立証することで達成する。