Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
ナノメディシンにおいて, 病巣へのナノ粒子送達はまさに難関であり重要である.本研究では予後不良として知られるトリプルネガティブ乳がん細胞への取り込み向上を目指したナノ粒子の表面修飾・表面機能化戦略の開発のための機能性物質の探索を目的とする. “いかにナノ粒子を生体内でがん細胞に集積させるか”というドラックデリバリーシステム (DDS) 構築を軸として研究を遂行する. 送達させるナノ粒子は, トリプルネガティブ乳がん細胞を殺すことを目的としてX線増感能を有する機能を付与したナノ粒子を利用する.