Project/Area Number |
23K17483
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 1:Philosophy, art, and related fields
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
山本 早里 筑波大学, 芸術系, 教授 (90300029)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
槇 究 実践女子大学, 生活科学部, 教授 (10276454)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥5,980,000 (Direct Cost: ¥4,600,000、Indirect Cost: ¥1,380,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 夜間景観 / 屋外広告 / デザイン / 色彩 / 光 |
Outline of Research at the Start |
日本の都市の夜間景観は、LEDの屋外広告による猥雑な景観が連なる。夜間景観は光によるものであり、中でも屋外広告は大きな影響を与えるにも関わらず、規制は照度の規準が存在するだけで、技術に規制が追い付いていない。我々はこの理由として夜間における光色の適切な記述が現在の学術上では困難である点に着目し、本研究の目的を夜間景観の向上のための屋外広告の光と色、デザインの適切な記述法と、景観の類型化と人の心理に基づいたコントロール手法の開発とする。研究方法は、夜間景観における屋外広告の光・色・デザインの記録調査を行い、記述法を検討し、心理評価実験によりこれらの適正値を導き、コントロール手法として発表する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本の夜間景観を向上するために、景観の構成物の中でも印象を大きく左右し、しかしながら猥雑で野放しになっている屋外広告に着目している。屋外広告の夜間の光と色を対象にした研究は、評価実験によって印象を明らかにしたものはあるものの、物理的に量を扱いコントロールまでに結び付けられる研究は今までの学術体系にはなかった。本研究では、屋外広告の色彩や光、デザインを適切に記述する方法および、景観の類型化と人の心理に基づいたコントロール手法を開発することを目的としている。 令和5年度は屋外広告の「光・色・デザイン」の記述方法を確立することと、景観の類型化を試みた。光の記述方法についてはリアルアピアランス画像を用いた方法について試行したが、条件によって正確に測定できないことが分かった。特に対象物と背景との輝度比が高いものの記述が難しいことが明らかになった。 デザインと色彩の測定については、夜間の光色と比較するために昼間において物体色の測定を行った。特に規制が必要となると考えられる歴史的街並みの屋外広告や、地域らしさを表すと考えられる建物等の色彩を測定・分析し、地域ごとの色彩を抽出することを試みた。主に茨城県内の歴史的街並み4つの地域を選び、屋外広告の色および外壁色・屋根色・アクセント色の測定を行った。対象地域のシンボルカラーを明らかにし、これを屋外広告の統一化に用いて地域特性と統一感を両立させる方法を検討した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
リアルアピアランス画像を撮影して解析を試みているが、主に撮影対象の明るさのコントラストの条件で光環境の取得が正確に行えないものがあることが分かり、現在撮影条件や解析条件を変更すれば正しく取得できるのか検討をしている。
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Strategy for Future Research Activity |
リアルアピアランス画像による測定が順調に行えないときには、色彩輝度計を用いた測定によって光環境と色彩の測定を試みる。これによって夜間の景観の光環境と色彩の記述を行う。
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