Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
近年、一般社会のみならず宗教界においても、寺院等の維持コストや過疎地の檀家流出の問題など、物理空間ゆえの課題を多数抱えている。サイバー空間の活用は、物理空間的制約を解消し、大きな利益と持続的発展をもたらす可能性が高いが、宗教分野、特に仏教(学)界において、サイバー空間や人工知能(AI)の活用は極めて少ない。そこで、本課題では、研究代表者が開発してきた仏教対話AI「ブッダボット」や、拡張現実(AR)技術「テラ・プラットフォームAR Ver.1.0」、仏教版メタバース「テラバース」の精度を更に高度化するとともに、モニター実験や有識者との議論を通じた悪用・誤用リスクの分析と対処法について検討する。