Development and evaluation of a service design method based on the web3 philosophy for the purpose of revitalising local communities.
Project/Area Number |
23K17490
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 1:Philosophy, art, and related fields
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
徳久 悟 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (50529378)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | web3 / デザイン原則 / Web3 / DAO / サービスデザイン / 地方自治 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、地方自治体の活性化を目的とした、Web3の思想にもとづくサービスデザインフレームワークを構築し、連携先との実践および評価を通じて、その妥当性を検証する。 本研究の進め方は、3項目で構成される。 1.Web3の思想にもとづくサービスデザイン原則の構築 (令和5年) 2.Web3の思想にもとづくサービスデザインツール、デザイン手法の構築と評価(令和6年) 3.地方自治体の活性化を目的としたWeb3の思想にもとづくサービスデザインプロセスの構築と評価 (令和7年)
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、地方自治体の活性化を目的とした、Web3の思想にもとづくサービスデザインフレームワークの構築と評価である。 本研究は、地方自治体の活性化を目的とした、Web3の思想にもとづくサービスデザインフレームワークを構築し、連携先との実践および評価を通じて、その妥当性を検証する。Web3の思想にもとづくサービスデザインフレームワークの構成要素は、サービスデザイン原則、デザインツール、デザイン手法、デザインプロセスである。 令和5年の研究計画は、「Web3の思想にもとづくサービスデザイン原則の構築 」を目的としていた。Stickdornらは、サービスデザインのための6つの原則(Human-centered, collaboration, iterative, sequential, real, holistic)を定めている。しかしながら、これらはWeb3提唱以前に提案された原則であり、その特性は反映されていない。したがって、本研究では、経営学、デザイン領域の学術論文、書籍等を収集・レビューした上でWeb3ならではのサービスデザイン原則を構築する。 令和5年の研究成果として、サービス学会にて口頭発表(徳久悟. Web3の思想にもとづくサービスデザイン原則の提案. 第12回サービス学会 国内大会. 東京, 5-7 March, 2024.)を行った。本論文では,文献調査を実施し,Web3の特徴を抽出する上で,既存のサービスデザイン原則を拡張するかたちでWeb3の思想にもとづくサービスデザイン原則を提案した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年は、「Web3の思想にもとづくサービスデザイン原則の構築」を目標としており、計画どおりサービスデザイン原則を構築した。さらに、アウトリーチ活動の一環として、論文化し、サービス学会にて口頭発表を行い、研究者とともに議論を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年の研究計画を以下に示す。 「Web3の思想にもとづくサービスデザインツール、デザイン手法の構築と評価」 サービスデザインでは、デザイナや開発者が顧客に共感できるようにするために顧客の様々な属性を記述する「ペルソナ」、ペルソナがゴールを達成するために経験するプロセスを可視化した「ジャーニーマップ」、特定のカスタマージャーニーのタッチポイントに直接結びつく、さまざまなサービスの構成要素としてのヒト、モノ、プロセス間の関係を可視化した「サービスブループリント」などのツールが一般的に利用されている。また、Stickdornらは、調査、アイディエーション、プロトタイピングの3つのステップ別に様々なデザイン手法を収集している。しかしながら、これらはWeb3の特性を踏まえたツールや手法ではない。したがって、本研究では、Web3ならではのサービスデザインツール、手法を構築した上で、これらの評価を目的として、パートナー企業・自治体とワークショップを実施する。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)