Project/Area Number |
23K17592
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 9:Education and related fields
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山口 悦司 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (00324898)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
望月 俊男 専修大学, ネットワーク情報学部, 准教授 (50379468)
坂本 美紀 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (90293729)
増本 康平 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20402985)
木村 哲也 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (60533528)
佐藤 幸治 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (20584022)
LASSILA ERKKI・TAPIO 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 助教 (70945360)
河野 麻沙美 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00539520)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 科学教育 / 学習科学 / 科学関連情報評価能力 / 教師教育 |
Outline of Research at the Start |
高度な科学関連情報について,専門的知識を十分に持たなくとも情報の信頼性や妥当性を適切に評価できる高次の資質・能力・態度の総体を「科学関連情報評価能力」と定義し,近年の学習科学で国際的に着目されている「エピステミック学習理論」を応用し,科学関連情報評価能力の育成に求められる指導法・教材作成法・評価法を理論化するとともに,それらを踏まえた教師・指導者教育プログラムを開発する.2023年度は,科学関連情報評価能力の指導法・教材作成法・評価法の理論化を進める.2024年度以降は,科学関連情報評価能力の育成を促進する教師教育プログラム開発と,研究実践フィールドにおける実証実験を推進する.
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Outline of Annual Research Achievements |
高度情報化は現代社会に新たな問題を引き起こしている.様々な発信者からの多種多様な情報が大量に拡散しているポスト真実社会においては,専門的知識を持たない市民であっても,情報について信頼できるかどうかの規準を持ち,複数の情報の真偽判断のみならず比較・統合するなどの高次思考を駆動できる認識的な資質・能力・態度の育成に向けて,教育学の研究は貢献する必要がある. そこで,本研究では,上記のような資質・能力・態度の総体を「科学関連情報評価能力」と定義し,近年の学習科学で国際的に着目されている「エピステミック学習理論」を応用することで,科学関連情報評価能力の育成に求められる指導法・教材作成法・評価法を理論化するとともに,それらを踏まえた教師・指導者教育プログラムを開発する. 2023年度は,科学関連情報評価能力の指導法・教材作成法・評価法の理論化について,その準備を進めた.科学関連情報評価に関する資質・能力・態度特性,それらの獲得や駆動を支える環境特性を踏まえ,エピステミック学習理論を応用して,それらの特性に配慮した指導法・教材作成法・評価法を体系的に整理するための準備を行った.さらに,科学関連情報評価能力の育成を促進する教育のスタンダード策定の準備にも着手した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
交付申請書に記載した研究目的は,2023年度についてはその達成がやや遅れている.研究計画の見直しが必要となったため,当初計画の一部を完了することができなかった.科学関連情報評価能力の指導法・教材作成法・評価法の理論化について,その準備を進めたが,次年度以降に向けた教師教育プログラム開発のための基盤を整備するまでには至らなかった.
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度において完了することができなかった科学関連情報評価能力の指導法・教材作成法・評価法の理論化と次年度以降に向けた教師教育プログラム開発のための基盤整備などを実施する予定である.その上で,中間的な研究成果については,国内外の学会や論文誌などで公表する計画である.それらに加えて,2024年度の当初計画も推進する.
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