| Project/Area Number |
23K17599
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Medium-sized Section 9:Education and related fields
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| Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
内ノ倉 真吾 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (70512531)
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| Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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| Keywords | 複式学級 / へき地教育 / 教科指導法 / エンゲージメント / 科学資本 / 少人数学級 / へき地 / 離島 / 科学資本論 / 教科指導 / エンパワーメント |
| Outline of Research at the Start |
一人の教師が一つの教室で異なる複数の学年の授業を行う学習集団の組織編成方法である「複式学級」の小規模・へき地特性に着目して,自己の潜在的な能力の発揮,意思決定や自律的な行動を支援するエンパワーメント・アプローチに基づいて,デジタル学習環境における小学校複式学級での教科教育方法論を再構築することを目的とする。この目的を達成するために,エンパワーメント論,次世代デジタル学習環境や国内外の複式学級に関する文献調査,諸外国での複式学級の教科教育方法に関する国際比較調査,国内の複式学級の各教科(国語科・算数科・理科)の授業実践や児童の認識に関するフィールド調査の3つに細分化して実施する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
一人の教師が一つの教室で異なる複数の学年の授業を行う学習集団の組織編成方法である「複式学級」の小規模・へき地特性に着目して,エンパワーメント・アプローチに基づいて,デジタル学習環境における小学校複式学級での教科教育方法論を再構築することを目的とし,(1)文献調査,(2)国際比較調査,(3)フィールド調査の3つに細分化して実施した。 令和6年度では,(1)文献調査,(2)国際比較調査,(3)フィールド調査を実施した。 (1)文献調査では,科学資本論の関連資料を分析し,当該理論からの知見を整理した。科学資本における「資本(capital)」とは,もともとは,フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提案した概念であるが,近年では,科学教育における公正(equity)や社会正義(social justice)の観点から,子どもたちの科学分野への学習関与や進路選択の傾向を捉える概念として,科学教育分野では国際的に重要視されていることを確認した。 (2)国際比較調査では,台湾の小学校を訪問して,複式学級の教科指導法の実際を把握した。台湾における複式学級の指導法については,教育方法学の観点だけではなく,特別支援教育の観点からの研究も参観に行われていた。また,台湾のへき地域には,先住民族の居住地域があり,歴史的・文化的な側面からも教育方法の改善を図る取り組みが行われていることがわかった。 (3)フィールド調査では,第一に,上記の科学資本を捉える質問紙を開発して,鹿児島県内の小学生・中学生を対象として,試行的な調査を実施した。暫定的な分析から,科学資本の保持には顕著な差があること,それが特定の児童・生徒のグループに遍在している可能性が示唆された。第二に,鹿児島県内の小学生・中学生を対象とした,学校外の科学学習プログラムを開発・実践して,児童・生徒の科学学習へのエンゲージメントを探った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
台湾での小学校複式学級の調査,離島域での学校外での科学教育プログラムの開発・実践,小学生・中学生が保持する科学資本に関する試行的な調査をそれぞれ実施することができ,関連データの収集・分析を進めることができているため。
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| Strategy for Future Research Activity |
令和7年度は,令和6年度に引き続き,(1)文献調査,(3)フィールド調査を進める。(1)文献調査では,科学資本論の文献を収集し,その理論的な枠組みを分に把握することとする。(2)国際比較調査では,台湾の小学校を訪問して,教科指導の特徴を詳細に探る。また,他の国において複式学級指導研究を行っている大学へアプローチし,研究協議を実施する。(3)フィールド調査として,奄美市教育委員会等の協力を得て,奄美地域の子どもたちの理科学習に対する態度や学校内外での学習活動の状況を把握することとする。
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