Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
私達が健やかな生命活動を営む上で必要不可欠な「食」は、空腹・満腹といった生理状態に加えて、味覚や環境による“快・不快”の情動(感情)によっても変化する。また社会的問題となっている、拒食や過食といった摂食障害は、ストレスに伴う情動変容との関連が深いと考えられいる。本研究では、短期的あるいは慢性的な情動変化により大きく影響を受ける摂食行動の制御において重要な役割を果たすとされる扁桃体に焦点を当て、味覚や環境による短期的な情動、ストレスに伴う慢性的な情動変容が摂食行動を制御する分子・神経機構を解明する。