Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究では、現在開発中の「発光波長の情報を用いた粒子識別手法」と、「6Liを含むシンチレータ」の二つの技術を融合させ、次世代中性子検出器を開拓する。放射線の中でも中性子は、中性子回折による結晶構造分析、BNCTや重粒子線によるがん治療、コンクリ内部の非破壊検査など、様々な用途が存在し今後その利用分野は拡大していくと考えられる。本研究で粒子識別能に優れた革新的な中性子検出器を新たに開発出来れば、社会におけるインパクトは非常に大きい。革新的な放射線の撮像は、実社会に非常に大きなメリットをもたらすことが期待される。