Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
「岩石型惑星」と「ガス型惑星」の違いを生んだのは、原始惑星系円盤での水 (H2O) の存在形態を分ける「スノーライン」であると考えられている。しかし、スノーラインの直接的な観測は未だない。その観測のためには、口径1m級のスペース望遠鏡による観測が必要である。しかし、従来の技術では、口径1m級の望遠鏡を搭載するには1tを超える大型衛星が必要であり、コストが膨大となり、迅速なミッション実現が困難である。そこで本研究では、スノーライン検出に必要な口径1m級の望遠鏡を、100kg級の超小型衛星に搭載する技術を開発し、迅速なミッション実現を目指す。