Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
光ファイバーと分散型音響計測システム(DAS)を用いて桜島の火山性土石流の検知し、土石流の速度を決定することを目的とする。土石流の検知はワイヤーセンサーとカメラにて行われ、前者であればワイヤー破損が生じ、後者であれば夜間や悪天候時の土石流の見逃しがある。本研究で提案する手法は土石流に伴う振動を観測するため、直接的な土石流の影響を受けず、天候に左右されずに土石流検知が可能である。本研究が成功すれば、砂防施設の土石流の流下方向に延長している光ファイバーに適用可能であるため、火山以外の土石流への適用といった発展性がある。