Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
コンデンサやリチウムイオン電池産業で高い需要がある純度99.99%以上の超高純度アルミを、固体電解法によって安定的に製造する全く新しいプロセスの実証に挑戦する。本研究では、固体電解法における電解セル仕様の決定、電解質・電解条件の選定、エネルギー評価、大型試験を2年間の研究期間で実施する。従来のエネルギー多消費で精製純度の安定しないプロセスからの脱却と、高いCO2排出削減を将来的に達成する。さらには、国内アルミスクラップを原料としてコンデンサ等に用いる超高純度アルミを製造する一貫プロセスが達成されれば、極めて環境に優しい純国産アルミコンデンサを市場へ提供でき莫大な経済効果も期待できる。