Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究は、気泡を発生させることで形成可能な気液界面での結晶化現象と、プロセスとしての泡沫技術を融合することで、結晶の核化を制御しながら、有機物の微粒子結晶の製造を開拓することを目的としている。泡沫により形成される気泡の隙間を晶析場として利用するのではなく、気液界面そのものを結晶核化の場として供給することも新たな着想となっている。本研究では、有機単分子膜上を使ったソフト鋳型界面上での結晶化現象と、プロセス技術として研究されてきた気泡塔技術、あるいはマイクロ流路利用技術を融合して、新たな構造制御された微結晶粒子群を製造する手法を開発する。