Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
日本たばこ研究所で30年前に中断したテーマに光を当て、さらに新しい方法:クライオ電子顕微鏡での解析を取り入れ、RIP-リボソーム複合体の丸ごと構造解析を成功させる。リボソームとの複合体の結晶化は難しい。近年実用化された最先端のクライオ電子顕微鏡を用いて、誰も見たことのない、巨大複合体の構造解析を狙う。特にストークはリボソームの構造の中でも可視化できていない重要な部位であり、様々な翻訳因子GTPaseを結合サイトであるリシンサルシンループへ送る機能を持つと考えられる。ストーク構造もRIPが結合することで見えてくることが期待される。