Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究は、食を対象とした倫理的選好の構造を、経済心理学と脳科学を融合させた学際的アプローチを用いて解明する。研究の枠組みは、①文献調査による倫理情報の暴露量の把握、②表明選好法による倫理的消費行動の分析、③脳機能計測による倫理的要素への共感などの好ましい感情に関わる神経基盤の把握、④グループインタビューを利用した倫理的消費の実践可能性の検討、の4つから構成される。それらの結果をもとに、環境保全型農産物をより多く購入するための行動変容をどのように導くことが可能かを検討する。