Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
教科書に描かれているように、細胞膜やオルガネラは物理的に離れて存在すると考えられてきた。しかし近年、それらは部分的に接して「メンブレンコンタクト」と呼ばれる領域を形成することがわかってきた。近年の当該研究領域の急速な進展とイメージング・分析技術の発展によって、その構成分子や細胞内部位、またそこで起こる様々なプロセスが明らかになりつつある。しかしながら、その形成過程や動的特性は未だほとんど明らかになっていない。そこで本研究では、イメージングや化学・光遺伝学ツール等を駆使して、メンブレンコンタクトの形成・消失メカニズムの解明に挑戦する。