Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本計画では修飾RNAの空間分布を分析する新たな手法の開発を、出芽酵母におけるtRNAの修飾をproof-of-conceptの対象として行う。具体的には、1)アミノアシル化状態、2)tRNA-TyrGUAの35位等に見られるpseudouridine(Ψ)修飾の2例を中心に、その可視化法の開発に挑む。次に、これらの新規技術を、酵母の栄養飢餓時に脱アシル化tRNA特異的な細胞内分布変化が見られるか、tRNA-TyrGUAのΨ修飾欠損時にその品質管理はどこで行われるか、の解析に適用することで、研究面での実用性を検証する。