Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
食嗜好は体内環境や精神状態により影響を受ける。ヒトを含む哺乳類は、通常、薄い食塩を好み、濃い食塩を嫌うが、脱塩状態では濃い食塩を好むようになる。また、うつ状態では甘い食物を好まないようになるなど食嗜好の変化を生じる。これらの食嗜好とその変化における神経基盤をマウスの食嗜好行動、ドーパミン動態、神経回路動態から明らかにする。これらの結果から、マウス個体の体内環境および精神状態を理論的に予測する。