| Project/Area Number |
23K18314
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Medium-sized Section 55:Surgery of the organs maintaining homeostasis and related fields
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| Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
奥山 宏臣 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30252670)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出口 幸一 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00747082)
神山 雅史 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい准教授 (20403074)
渡邊 美穂 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40791728)
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| Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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| Keywords | 先天性嚢胞性肺疾患 / 小児呼吸器 / トランスクリプトーム解析 / 発生異常 / 網羅的遺伝子解析 / 肺腫瘍 / 空間的遺伝子発現プロファイルマッピング / 動物モデル |
| Outline of Research at the Start |
先天性嚢胞性肺疾患は、希少性のため詳しい発症機序や肺発生との関連は未だ不明で、重症度予測も困難である。私たちは病理解析の過程で、気管支閉塞という複数の疾患に共通する病態を見出した。これを踏まえ本研究では、この新知見に基づく本疾患の病態解明と疾患分類の確立を目指し、病理アーカイブの解析、患者検体の網羅的遺伝子解析、疾患動物モデル解析を行い、主に肺発生と疾患発生との関連に重点を置いて評価する。次世代シークエンサーを用いた解析に加えて、空間的遺伝子発現プロファイルマッピングを用いた三次元解析を行うことで、肺発生の分子生物学的機構を明らかにし、発症機序に基づいた疾患分類の確立を目指す。
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| Outline of Annual Research Achievements |
先天性嚢胞性肺疾患は、小児呼吸器の発生・形成異常や低形成、成長段階での変性などに起因する希少疾患である。われわれは、先天性肺気道奇形、肺分画症、腫瘍性病変といった複数の疾患群が含まれるスペクトラムと考え、個々の病態の発生機序を肺の発生に関わる分子シグナル異常と想定してそのメカニズムや疾患分類の確立を目指している。 先天性嚢胞性肺疾患に含まれる疾患のうち、少ない割合に当たる一部の疾患群で悪性化を認めることが、報告されてきており、特にCPAM Type1、CPAM Type 4についてはそれぞれKras遺伝子変異、DICER1遺伝子変異との関連が示唆される報告が増加しつつある。一方、これらの遺伝子変異が病態発生にどのように関わっているのか、その背景メカニズムは分かっていない。 上記疾患は先天性嚢胞性肺疾患の分類を検討するうえで非常に重要な疾患群であることが想定されるが、罹患率が少ないため単施設では十分な症例数の検討が困難であった。そのため、大阪母子医療センターと共同研究を開始し、本施設の病理学的解析を実施したところ、約50症例の追加が可能となった。 現在、検体の網羅的遺伝子発現プロファイルマッピングを実施中であり、統計学的遺伝子解析を進めてゆく予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
検体の集積は完了し現在網羅的遺伝子解析を進めており、おおむね順調に進展していると考えている。
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| Strategy for Future Research Activity |
遺伝子解析の結果から、病態に寄与する因子を遺伝子的に解明可能か検討する。また、先天性嚢胞性肺疾患の代表的な疾患を対象に遺伝子解析を実施することで、遺伝子解析結果を基礎とした疾患分類が可能であるか検討する。この疾患分類が確認できれば、これまで議論の多かった本疾患群の分類について、遺伝学的背景因子という新たな視点からの提案ができる可能性がある。
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