Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
申請者らが独自に見出したGPRC5Aは、予後不良前立腺がん(Int J Cancer 2020)のみならず、生命予後不良で治療標的分子に乏しい複数の難治性がんの治療標的になる可能性がある。抗GPCR抗体の作製はそもそも困難であるが、GPCRの細胞外領域に結合し阻害活性を持つ抗体の開発は極めて難度が高く挑戦的である。そこで、本研究課題ではマウスを用いた抗体作製に取り組み、抗体薬理効果の検証を、細胞レベルおよびXenograft modelを用いた個体レベルの両方で実施する。さらに取得抗体の解析および高機能化を行う。