Project/Area Number |
23K18333
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 56:Surgery related to the biological and sensory functions and related fields
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
河村 和弘 順天堂大学, 医学部, 教授 (10344756)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 可野 順天堂大学, 医学部, 助教 (00511073)
横尾 正樹 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (10396541)
川越 雄太 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (10609077)
小林 仁 宮城大学, 食産業学群, 教授 (40234827)
岡本 直樹 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 非常勤講師 (80714360)
池内 真志 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (90377820)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,370,000 (Direct Cost: ¥4,900,000、Indirect Cost: ¥1,470,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Keywords | 排卵障害 / メカノバイオロジー / 排卵誘発 / 多嚢胞性卵巣症候群 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者が自然妊娠可能な治療法の確立を目的として、医学、医工学、畜産の異分野連携の体制で臨み、卵巣に物理的刺激を与える新規デバイスと、メカノトランスダクション制御により卵胞発育を誘導可能な薬剤の有効性・安全性評価を実施して、メカノバイオロジーを基盤とするPCOSの新規排卵誘発方法を創出するための非臨床POCを取得する。
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Outline of Annual Research Achievements |
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、2次卵胞の段階で卵胞発育が停止して排卵障害による不妊となる。薬物療法に抵抗性の症例も多く、主に体外受精による治療が行われている。一方で、卵巣多孔術による外科的治療も有効であり、体外受精と同程度の臨床成績で、自然妊娠も可能であるが、卵巣皮質を焼灼して多数の孔をあけるため、侵襲度が高い上に卵胞の焼失で卵巣機能が損なわれる。申請者はこれまで、卵巣への物理的刺激によるメカノトランスダクション促進が、2次卵胞発育を誘導することを明らかにしてきた。そこで本研究では、PCOS患者が自然妊娠可能な低侵襲かつ卵巣機能を損なわない治療法の確立を目的として、メカノバイオロジーに基づいた低侵襲性に卵巣に物理的刺激を与える多機能デバイスとメカノトランスダクション制御剤を開発し、PCOS患者の2次卵胞発育を誘導するという全く新しい排卵誘発方法の創出に挑戦する。 本年度は卵巣に物理的刺激を与える新規デバイスの開発を主に行い、経腟的に卵巣に穿刺する侵襲度の低いデバイスのプロトタイプの作成を行った。また、2次卵胞の発育を誘導するsphingosine-1-phosphate、Jasplakinolide、lysophosphatidic acidなどのHippoシグナルを抑制するメカノトランスダクション制御剤を注入可能な止血が不要な鍼灸針のような極細で剛性の強いマイクロニードルを100本配置した剣山型デバイスのプロトタイプの作成も行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度の目標は卵巣に物理的刺激を与える新規デバイスのプロトタイプの作成であり、研究分担者の池内を中心に開発を進めプロトタイプの作成に成功した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、開発した卵巣に物理的刺激を与えるプロトタイプデバイスを用いた動物試験を行い、その有効性および安全性を評価する予定である。
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