Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
本研究は、大規模な高齢者集団を対象に、機械学習を用いた網羅的探索から笑いの頻度低下に関わる口腔関連リスク因子を同定する。さらに、そのリスク因子の中から歯科治療による介入が可能な変数を選択した上で、当該変数への歯科治療を自然実験の形で無作為に割付け、笑いの頻度の維持・改善への歯科治療の因果効果を予防効果として推定することを目指す。本研究から提案されるアプローチにより、歯科治療という身近ですでに確立したフォーマットを利用し、社会に実装可能な形で、日常生活での笑いを維持・改善することが将来的に可能と考える。