Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
神経の過興奮は定常状態において本来抑制されるべき神経活動が増加する状態であり、その結果、異常な神経ネットワーク活性が誘導される。神経の興奮が抑制されている個体ほど長寿であるという知見からも神経の興奮状態と寿命は密接に関係しあっていることが示唆される。しかし、神経の興奮が老化・寿命を制御するメカニズムについては未だに不明である。本申請研究では、老齢個体において食餌制限により過興奮が抑制される神経群の同定と候補神経のin vivo機能解析に取り組むことでメカニズムの解明に挑む。