Project/Area Number |
23K18424
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Research Category |
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 59:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
田村 好史 順天堂大学, 国際教養学部, 教授 (80420834)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小西 清貴 順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (90323609)
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Project Period (FY) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
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Keywords | 脳インスリン抵抗性 / 視床下部 / 痩せた女性 |
Outline of Research at the Start |
我が国では、先進国の中で最も痩せた女性が多く、若い女性の20%以上が“痩せ”と判定され、不妊、骨密度低下、糖尿病の高リスク集団となっている。最近になって我々は、痩せた若年日本人女性の多くはダイエットをして痩せた訳ではなく、食が元々細い(少食)ことを明らかとした。この点に関して、脳視床下部のインスリン感受性が食欲と関連していることが示唆されているが、ヒトでの検討は無い。そこで、本研究では、痩せた日本人女性の少食は、視床下部のインスリン感受性の亢進と関連するのか?関連するのであれば、どの神経核の活性と関連するのか?を明らかとすることを目的とした。
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Outline of Annual Research Achievements |
我が国では、先進国の中で最も痩せた女性が多く、若い女性の20%以上が“痩せ”と判定されている。若年者の痩せは月経不順、不妊、骨密度低下の高リスク集団であるが、最近になって我々は、痩せた若年日本人女性の多くはダイエットをして痩せた訳ではなく、食が元々細く(少食)、それと同時に身体活動量も低いという「エネルギー低回転型」のパターンを呈し、それが起点となって普通体重女性の7倍も耐糖能異常のリスクが高いことを世界で初めて明らかとした(Sato M et al. JCEM, 2021)。本申請では、痩せた若年女性の少食は、視床下部のインスリン感受性の亢進が原因である、という仮説を立て、世界で唯一の視床下部神経核レベルの脳インスリン感受性の測定技術を用いて、痩せた日本人女性の少食は、視床下部のインスリン感受性の亢進と関連するのか?関連するのであれば、どの神経核の活性と関連するのか?を明らかとすることを目的として研究を進めることとした。対象は20歳代女性で痩せ群(16.0≦ BMI<18.5kg/m2) ・標準体重群(18.5≦BMI<23.0kg/m2) 各20名とした。同意が得られた被験者に対し、複数日に分け脳インスリン感受性や体組成などの測定を実施する。視床下部fMRI検査では前日21時より絶食として翌朝空腹時に測定を行う。安静時において撮像後、経鼻的にインスリンを噴霧により投与する。その後45分連続的に撮像を行うことにより視床下部における神経核レベルでの活性の変化を検出し、その活性の変化率を脳インスリン感受性の指標とした。現在、女性の被験者をリクルートし、条件設定などの実験を経て5名の測定を実施し、次年度も継続して測定を実施することとしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
被験者のリクルートや測定者の技術の安定などの面で調整が必要となったが、順調に本試験が進行出来ていると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
被験者をリクルートし、継続して測定を実施する。
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