Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
近年、加齢に伴って適切な筋量・筋力を維持できなくなるサルコペニアが社会的問題となっている。本研究課題では申請者が見出した”中枢(脳)の異常がサルコペニア発症の一端を担い、中枢の機能回復がサルコペニア改善の鍵となる”という知見のもと、中枢-骨格筋連関を担う神経細胞の同定を目指す。具体的にはSlc12a8陽性細胞特異的にZsGreenを発現させるマウスおよびFACS解析を用いることで、中枢-骨格筋連関を担う候補細胞のRNAseq解析を実施する。得られた候補遺伝子のknockdown、および骨格筋における機能解析を実施し、中枢-骨格筋連関を担う神経細胞の機能解析を実施する。