Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
筋収縮時に発生した張力が筋線維を横切って細胞外マトリクスを経る横方向経由の張力(lateral force transmission)の低下が加齢による筋力低下のメカニズムに関与しているとの仮説を立てているが、現在これを評価できる技術がない。MRIの速度エンコード位相コントラスト法とコラーゲン組織を画像化できる超短エコー時間法にせん断弾性係数を算出できる磁化転写法を組み合わせ、せん断応力のin vivo MRイメージングの開発に挑戦する。これに成功すれば、これまで計測困難であったヒトのlateral force transmissionを可視化・定量化することが可能となる。