Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
骨格筋は様々な形状をしており、骨格筋の形状(筋形状)は筋の機能や傷害リスクと密接に関係している。本研究では、これまで主に脳神経領域の神経線維を抽出する目的で用いられてきた「拡散テンソルトラクトグラフィ(DTT)」を骨格筋線維に応用し、筋形状を三次元的に定量する方法を確立することを目的とする。より具体的には、1)様々な形状を有する種々の筋群を対象に、DTTによる筋線維の抽出(可視化)の精度を向上させ、2)得られた筋形状指標(筋体積、筋束長、羽状角など)と筋の機能や傷害リスクとの関係を明らかにすることを目指す。