Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
従来、認知機能は主に大脳が担うと言う概念が支配的であり、小脳は運動学習のみを担うと考えられていた。しかし、近年、アルツハイマー病のヒトとモデルマウスにおいて、認知機能障害と小脳プルキンエ細胞数の減少や小脳失調症状との相関が示された。そこで、本研究では「運動は加齢に伴う小脳の機能低下の予防・軽減・改善を介して、認知機能低下を予防・改善する」という仮説の検証に挑む。