Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究では、ハンセン病療養所内で患者らによって営まれてきた文化芸術活動にみられる患者及び元患者自身のボディ・イメージと、療養所外の作家らによる文化芸術活動で表されたハンセン病の表象とを比較することによって、急速な近代化の中で発展してきた我が国の文化芸術を、「ハンセン病」というオルタナティブな視座から、「身体」という普遍的モチーフを軸に、調査・分析し、再批評・再定義する。