Project/Area Number |
23K18738
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0104:Geography, cultural anthropology, folklore, and related fields
|
Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
鈴木 修斗 東海大学, 教養学部, 特任助教 (30981906)
|
Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | ライフスタイル・モビリティ / 地域再生 / 持続可能性 / ポスト成長時代 / 地域社会 / 観光客 / 移住者 / 観光・移住政策 / 観光 / 移住 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,ライフスタイル・モビリティの拡大を契機とした地域再生の持続可能性を明らかにする。ポスト成長時代の先進国において,観光客や移住者といったライフスタイル・モビリティが地域再生の重要なアクターとされている。しかし,彼(女)らは既存の地域社会の存続を脅かす存在でもあることが指摘されており,持続可能な地域再生のあり方を模索する必要がある。本研究ではライフスタイル・モビリティの行動が地域に与える影響を分析する。それにより,対象地域における地域再生の持続可能性を議論する。以上の結果から,現代日本の観光・移住政策や持続可能なまちづくり策を批判的に検討し,今後の地域政策に有用な視座の提供を目指す。
|
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は(1)離島観光地におけるライフスタイル・モビリティの進展と都市変容,(2)地方都市における商店街のリノベーションと移住者コミュニティに関する研究に取り組んだ.(1)については2023年9月ならびに11月にそれぞれ1週間の現地調査(沖縄県石垣市)を実施し,離島観光地における都市変容の歴史的変遷ならびにライフスタイル・モビリティが与えてきた影響についてデータを収集することができた.現在は査読付き学術雑誌への投稿に向けて,データの整理を進めている.(2)については2023年9月に栃木県那須塩原市において調査を行った.こちらの成果についても,査読付き学術雑誌への投稿に向けて,データの整理を進めている.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度予定していたフィールドワークについて,(1)離島観光地におけるライフスタイル・モビリティの進展と都市変容に関する研究は,2度の現地調査の機会に恵まれて順調に研究を進めることができた.また(2)商店街のリノベーションと移住者コミュニティに関する研究についても,現地に滞在する期間には恵まれなかったものの,順調に調査を進めている.以上のことから,現在までの進捗は「おおむね順調に進展している」と判断した.
|
Strategy for Future Research Activity |
次年度は,引き続き離島観光地(沖縄県石垣市)におけるフィールドワークを実施するとともに,今年度十分に調査ができなかった高原避暑地(長野県軽井沢町)におけるフィールドワークを進める.また,次年度後半には,これらの研究調査で得られた結果について学術論文としての刊行を進める.
|