A Cross-National Comparison of Family Value Changes: East Asia vs. Western Countries
Project/Area Number |
23K18824
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0108:Sociology and related fields
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
笹野 美佐恵 茨城大学, 人文社会科学部, 講師 (00955669)
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Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 家族価値 / 国際比較 / 圧縮的高学歴化 / ジェンダー関係 / ライフコース変化 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,「東アジア諸国における出生率の加速度的低下」の背景要因を解明することを目的とする.本研究では,東アジア社会の経験した「女性教育水準の爆発的上昇」によってもたらされている世代間の家族価値変化に着目する.そして「圧縮的高学歴化を経験した東アジア社会では,若い女性の間で広がるリベラルな価値志向と,従来の保守的な価値規範や制度との間に大きな摩擦が生じており,出生率低下を加速させている」という仮説を立て,欧米諸国との比較を通じてその是非を検証していく.本研究を通して,東アジア地域の加速度的少子化に関する国際的理解の向上やその解決に貢献することを目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、東アジア社会の経験している「出生率低下の加速」の背景要因を解明することにある。本研究では、「女性教育水準の爆発的上昇」がもたらした若い世代の「価値感変化」に着目し、東アジアにおける特徴を浮き彫りにするため、東アジアに比べて社会変化が緩やかな欧米諸国との比較を行った。研究初年度にあたる2023年度9月から3月までの研究成果は下記の通りである。
第1に、東アジアと欧米を含む若者の価値観変化を比較するために、日本の内閣府の調査した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(平成30年度)」を用いて、7カ国(日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン)の若者(13歳から29歳)の価値観を多角的に比較分析した。 第2に、上記の分析結果より明らかになった東アジアにおける若者の価値観について、日本家族社会学会や韓国人口学会等において発表した。 第3に、申請者の研究成果に注目した新聞社やテレビ局からの取材に対応し、研究成果を広く発信した。 第4に、日韓の少子化対策を比較研究した成果を、日本と韓国両国にてそれぞれ研究報告書、論文として発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
分析対象資料の分析を終え、研究成果を広く発信できたため。 学会のみならず、マスコミへの取材に応じ、日本全国に研究成果を広く知らせることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
研究成果を日本のみならず海外のジャーナルに投稿し、公刊されることを目指す。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)