Project/Area Number |
23K18877
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
:Education and related fields
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Research Institution | Tokyo Kasei University |
Principal Investigator |
今井 夏子 東京家政大学, 児童学部, 特任講師 (00983628)
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Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 子ども / 遊び場環境 / 屋外遊び / 休み時間 / 観察 / 幼児 / 遊具 / アイトラック |
Outline of Research at the Start |
近年、屋外遊びを増やす手立てとして、園庭に遊具を導入する介入研究が進められている。しかしこれまでの研究は、大人(遊具会社や研究者,教員)によって遊具が選定、設置されており、子どもの意見が十分に反映されていない現状がある。そこで本研究では、アイトラックを用いて子どもの遊具に対する嗜好を明らかにする。アイトラックは視線滞留、まばたき回数を関連づけた解析であり、興味・関心のあるもの=注視しているものとして評価される。このアイトラックを用いることで嗜好を数値化することができれば、実際に子どもの興味に合った遊具が提供できるとともに、遊具を用いた屋外遊びが活性化されることが期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、アイトラック(視線解析)を用いて、子どもの遊具に対する嗜好を明らかにする。今まで困難とされてきた遊びの嗜好を数値化することが可能になれば、実際に子どもの興味に合った遊具が提供できるとともに、遊具を用いた屋外遊びが活性化されることが期待できる。 具体的には、研究1では実際の子どもたちが過ごしている遊び場として、小学校の休み時間に注目し、観察手法を用いて、遊びの実態や子どもの嗜好、多く用いられている遊具の特徴を明らかにする。さらに研究2として、アイトラックやAI機器を用いて、子どもの遊具に関する嗜好を客観的に明らかにする。 2023年度は、小学校7校約2,100名を対象に小学校の休み時間における遊び場調査を実施した。調査は、小学校の休み時間(朝休み,2時間目休み,昼休み)に校庭並びに関連する遊び場にてビデオカメラを設置し、遊びの様子を撮影した。その後子どもたちの校庭で遊んでいる割合、遊びの種類、高強度身体活動の割合を男女別に算出した。さらに小学校の遊具の数,種類,地面やグリーンスペースの割合をそれぞれ集計した。加えて、上記の結果を7校の小学校にフィードバックを行い、その結果の背景要因について各学校の養護教諭7名に半構造化面接を行った。また、子どもの遊びの嗜好やどこで遊んでいるのかを客観的に明らかにするため、質問票調査も実施し、合計750名のデータを収集した。 現在は、以上の方法で収集できたデータの分析を進めており、学術論文の執筆に努めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年度は、実際の子どもたちが過ごしている遊び場として、小学校の休み時間に注目し、観察手法を用いて、遊びの実態や子どもの嗜好、多く用いられている遊具の特徴を明らかにすることが目的であり、予定通り調査を実施することができた。以上のことから、本研究はおおむね順調に進展しているものと考える。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は、当初の計画であったアイトラックの使用を変更し、より詳細に子どもの遊びの嗜好や遊びを評価できるAI搭載ビデオカメラを使用し、子どもの遊びの嗜好を客観的に明らかにする予定である。さらに、これまでに収集したデータも踏まえて統合的に検討し、学術論文の執筆を行う。
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