Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究の目的は、1950-60年代イングランドにて医療専門家と病気療養児を持つ親が子どものウェルフェアと教育をどのように認識し、いかなる病気療養児教育像を有していたかを解明することである。本研究は主に2つの研究から構成される。研究1では、医療専門家が病気療養児のウェルフェアを推進するための総合的アプローチの方針を策定する中で、教育活動がどのように位置付けられたかを明らかにする。研究2では、病気療養児の親が医療専門家によって策定された方針をどのように受容し、いかなる反応を示したかについて、その過程を明らかにする。