Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究は、児童・生徒の認知的発達の現状と思考の枠組み(スキーマ)を踏まえて発達の最近説領域でのプログラミング的思考を促す教授学習方略を実現させるため、その基盤として「プログラミング的思考は児童生徒の発達段階に応じて認知心理学的な視点からどのように構造化されるか」を問う。児童・生徒の発達段階に応じたプログラミング的思考の習得過程を教育実践学の手法を用いて明らかにし、発達段階を考慮したプログラミング的思考の構造化モデルを提案する。プログラミング的思考の習熟度を測定・評価する教材の開発を行い、教育実践の分析から構造化モデルを検証し、その適正化を図る。