| Project/Area Number |
23K18966
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
0110:Psychology and related fields
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| Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
鎌谷 美希 帝京大学, 先端総合研究機構, 特任研究員 (90979600)
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| Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2024-03-31
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| Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2023)
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| Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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| Keywords | 顔認知 / 対人認知 / 視覚的経験 / 顔 / 遮蔽 |
| Outline of Research at the Start |
COVID-19流行でマスク着用が一般になったように、顔を部分的に隠す事態は頻繁に生じる。顔を隠すことは対人コミュニケーションにネガティブな影響をもたらすことは示されてきたが、隠された顔の認知の体系的なメカニズムは明らかでない。本研究では、隠された顔が見慣れた自人種か、見慣れない他人種かという参加者の視覚的経験に着目した仮説を提案し、仮説の一般化可能性の検証を通して、遮蔽が顔の認知に及ぼす影響を体系的に理解することを目指す。そのために、参加者の視覚的経験を実験的に操作し、隠された顔の評価実験を行う。
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| Outline of Annual Research Achievements |
部分的に隠された顔の認知について、顔の印象や表情といった様々な観点から多くの報告がなされているものの、隠された顔の認知の体系的なメカニズムは明らかでなかった。本研究では、個人の視覚的経験が隠された顔の認知に影響するという最頻値補間仮説を提案し、仮説の一般化可能性を検証することを目的とした。最頻値補間仮説を支持する結果は、個人の視覚的経験の操作として日本人参加者に自人種または他人種の顔刺激を用いた実験から得られている。しかし、異なる人種の刺激を用いることで社会的要因に基づくバイアスが交絡し、仮説の一般化可能性の検証が困難になる可能性がある。 そこで今年度は、単一の人種の顔のみを刺激として用いたうえで、参加者の視覚的経験を実験的に操作する手続きを確立することを目指した。そのために、顔の魅力研究が遮蔽された顔の認知に焦点を当てていることに着目し、今年度は顔の評価次元を魅力にのみ絞った。また、COVID-19流行の影響からマスクによって顔を隠す実験操作が多かったが、仮説の一般化可能性の観点から白い長方形の図形で顔を遮蔽した。実験では、参加者の魅力についての視覚的経験を3条件に分けて操作した後、部分的に隠された顔の魅力評価をおこなった。しかし、予測とは異なる結果が得られた。そのような結果が得られた理由としては、現在の実験手続きでは参加者の視覚的経験の操作が不十分であることや、実験室実験で行われる短期的な視仮説の覚的経験よりも、日常生活で得てきた長期的な視覚的経験が優先される可能性が考えられる。 本研究について、日本基礎心理学会第42回大会若手オーラルセッションに応募し、審査の結果ファイナリストに選ばれた。また隠された顔の認知について、層: 映像と表現論文を投稿し出版に至った。
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