Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
自己同期現象には特別な制御なしに同一の振動数に揃えられるという特長があり,様々な振動機械に応用されてきた.しかしながら振動子の初期位相などといった初期状態が同期状態に与える影響は不明であり,初期状態の設定によっては意図しない同期状態に引き込まれる恐れがある.そこで,本研究では初期状態が同期状態に与える影響をエネルギー的観点から考察し,所望の同期状態とするための初期状態に関する条件を求める.