Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
新規の創薬モダリティとして注目されている「細胞医薬」は、細胞に医薬品としての機能を付加して利用する次世代医薬品であり、世界中で研究開発競争が活発である。その一方で、他のバイオ医薬品と同様に扱うには多額のコストや厳重な品質管理をはじめとした深刻な課題が多く残っている。特に、標的が固形がんとなると、そのハードルは非常に高くなる。本研究では、bottom-up式に構築する人工細胞に医薬品としての機能を付与することで、固形がんの治療にも有効な「人工細胞医薬」の開発を目指す。