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薬理学的研究と臨床研究に基づくステロイドによる不眠の治療アルゴリズム構築

Research Project

Project/Area Number 23K19400
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section 0704:Neuroscience, brain sciences, and related fields
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

重面 雄紀  京都大学, 医学研究科, 助教 (80983189)

Project Period (FY) 2023-08-31 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Keywords不眠 / ステロイド
Outline of Research at the Start

ステロイドは、不眠が問題となることが多いにも関わらず、発現機序や有効性の高い治療法が十分に解明されていない。本研究では、(1) ステロイド不眠モデル動物を用いて、ステロイドによる不眠の発現機序を解析し、有効性の高い睡眠薬のスクリーニングを行い、(2) 患者を対象とした臨床研究において、ステロイドを投与された患者の不眠症状を評価し、薬理学的研究で得られた睡眠薬の有効性を評価する。これによって、ステロイドによる不眠の発現メカニズムを明らかにし、ステロイドによる不眠を改善するためには、どのような睡眠薬が効果的であるかを薬理学的視点から明らかにすることを目指す。

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、ステロイドによる不眠のメカニズムを明らかにし、ステロイドによる不眠症状を改善するためには、どのような睡眠薬が効果的であるかを薬理学的視点から明らかにすることである。2023年度では、ステロイド不眠発症の動物モデルの作成と各種睡眠薬の効果の検討を行い、2024年度ではステロイドを含むがん化学療法後の不眠症に対する睡眠薬の有効性の検討を臨床研究で行う予定であった。
これまでに、簡易の睡眠試験により、デキサメタゾンの様々な投与量、投与期間を試し、睡眠時間が短縮する条件を確立した。さらに、ベンゾジアゼピン系睡眠薬、オレキシン受容体拮抗薬といった薬理機序の異なる睡眠薬の効果の検討や睡眠関連因子の評価系の検討も開始している。
一方で、臨床研究は2024年度に開始予定であったが、2023年度内に研究体制の構築および研究計画の立案が完了し、倫理委員会への申請を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2023年度では、(1) ステロイド不眠発症の動物モデルの作成と各種睡眠薬の効果の検討を行い、2024年度では (2) ステロイドを含むがん化学療法後の不眠症に対する睡眠薬の有効性の検討を行う予定であった。
(1)の課題については、動物モデルの作成が完了し、各種睡眠薬の効果の検討や睡眠関連因子の解析を2024年度に実施する予定となった。一方で、(2)の課題を同時に進めることができており、当初の計画とは若干異なる部分はあるものの、研究計画全体としては概ね順調に進展していると判断した。

Strategy for Future Research Activity

2024年度では、(1) ステロイド不眠発症モデル動物を用いた各種睡眠薬の効果の検討および睡眠関連因子の探索、(2) ステロイド投与患者を対象とした睡眠薬の有効性の検討を計画している。
(1) の課題については、不眠を発現したモデル動物の検体を用いて、睡眠関連因子の定量および解析をする予定である。現在、LC-MSまたはELISAによる予備検討を開始している。一方、(2) の課題については、活動量計または簡易脳波測定機を用いた客観的睡眠評価によって、信頼性の高い臨床研究を計画している。現在、倫理委員会への申請を進めており、承認され次第開始する予定である。

Report

(1 results)
  • 2023 Research-status Report

URL: 

Published: 2023-09-11   Modified: 2024-12-25  

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