Project/Area Number |
23K19559
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0902:General internal medicine and related fields
|
Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
八嶋 夕絵 獨協医科大学, 医学部, 助教 (40910089)
|
Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
|
Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
|
Keywords | 乳癌 / 超音波ガイド下生検 / サブタイプ / 生検 / 超音波 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、乳癌患者の術前生検標本と術後病理標本、画像所見を比較し、画像所見から推定される臨床的サブタイプ分類と生検デバイスの適合性を分析する。本研究の結果により、どのような患者や病変に対してどの生検デバイスを選択するのが適切なのかといった今後の診療に役立つ情報提供が成果として期待できる。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、乳癌患者の術前生検標本と術後病理標本、画像所見を比較し、生検デバイスごとのサブタイプ診断精度や、画像所見から推定される臨床的サブタイプ分類と生検デバイスの適合性を分析することを目的としている。 まずは研究を開始するにあたって、東京医科歯科大学附属病院内の画像診断レポーティングシステムから、対象期間内に乳房超音波ガイド下生検を施行され、乳癌の診断で手術治療が行われた患者を抽出した。それぞれの患者における、術前乳房超音波検査の画像所見(病変の大きさ、形状、BI-RADSカテゴリー[悪性の可能性を示す指標〕)、生検方法、採取検体本数、生検検体および手術検体の病理組織学的所見(組織型、ホルモン受容体やHER2蛋白の発現程度、増殖能、悪性度)、臨床経過について画像診断レポーティングシステムおよび電子カルテから、データを収集し、PCを用いてデータベースを作成している過程である。過去の画像診断レポートに記載されていない画像所見については、サーバーに保存されている画像から評価し記録、これまで記載されている画像所見についても改めて検討を行いながらデータ収集を行っている。 生検検体と手術検体のサブタイプ診断はおおむね一致しているが、一部乖離している症例もみられ、どのような症例でみられやすいのか調査している。 また、学会に参加し、最新の知見を得ることで、研究をすすめる上で必要な情報や解析方法についての検討を行っている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
超音波検査の画像データならびに臨床データの収集を目標の8割程度完了している。 日常業務との兼ね合いもあり、当初想定していたよりもデータ収集の作業に時間を要している。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後さらに画像・臨床データを収集をすすめ、データベースを蓄積する。得られたデータベースは匿名化した状態で整理して保管する。取得したデータベースをもとに、生検デバイスと各バイオマーカーや組織学的悪性度の診断精度とこれらの関連性について分析をすすめる。
|