| Project/Area Number |
23K19740
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
0907:Oral science and related fields
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| Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
柏木 まりな 京都大学, 医学研究科, 医員 (60986272)
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| Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2026-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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| Keywords | CNP / GC-B / midface hypoplasia / craniofacial hypoplasia / Craniofacial Hypoplasia / Chondrocytes |
| Outline of Research at the Start |
C型ナトリウム利尿ペプチド(CNP)は強力な内軟骨性骨化促進因子であり、グアニル酸シクラーゼB(GC-B)受容体を介して生物活性を示す。これまでわれわれは、CNPが中顔面などの成長を促進し、顎顔面形態異常に対する新たな治療法となりうる可能性を示してきた。しかし、顎顔面におけるCNP/GC-Bシステムの生理的な意義について十分に解明されたとは言えない。 そこで、本研究においては、軟骨特異的CNPノックアウトマウスとGC-Bノックアウトマウスを作製し、顎顔面形態の解析とそのメカニズムの解明を行うことにより、顔面形態異常や大後頭孔・脊柱管の狭窄を伴う疾患の診断確立を目指す。
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| Outline of Annual Research Achievements |
2型コラーゲンプロモーターを用いたCreトランスジェニックマウスを使用して、Cre-loxPシステムによるCNPあるいはGC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスを当科にて作製した。 昨年度はX線写真の撮影や、頭蓋骨の採取を実施した。コントロールマウスと比較してCNPおよびGC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスで低身長を認め、上顎骨の矢状方向への劣成長を認めた。また、12週齢のGC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスの頭蓋骨を、マイクロコンピュータ断層撮影機(μCT)を用いて撮影し、TRI/3D-BONを用いて三次元データ処理することにより、随時三次元画像再構成を行った。このμCTデータを用い、顎顔面形態の解析を行った。コントロールと比較し、GC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスでは、上顎骨を中心とした中顔面の矢状方向への有意な劣成長や大後頭孔の狭窄を認めた。
今年度は引き続き顎顔面形態の解析を行った。頭蓋底を構成し中顔面の矢状方向への成長に寄与する蝶形骨と後頭骨の両方がコントロールと比較し、GC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスで有意に短くなっていた。また、コントロールと比較しGC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスでは脊柱管の狭窄を認めた。 顎顔面形態異常が起こる原因の解明のために、中顔面の成長に重要とされている蝶形骨間軟骨結合部(ISS)と蝶後頭軟骨結合部(SOS)を中心に組織学的検討解析を行った。コントロールと比較しGC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスでは、ISSおよびSOSにおいて、特に肥大化層における軟骨細胞が小さく、細胞数の減少を認めていた。以上のことからGC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスでは、ISSおよびSOSの内軟骨性骨化の抑制にともない中顔面の矢状方向への劣成長が生じていた可能性が示唆された。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度も引き続きGC-Bの軟骨特異的ノックアウトマウスの解析を順調に施行し、論文を出版できた。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後はCNPの軟骨特異的ノックアウトマウスにおける顎顔面の形態学的解析を行い、さらに原因の解明のため組織学的解析を行う。
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