Project/Area Number |
23K19782
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0908:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Aichi Medical University |
Principal Investigator |
丸谷 紗穂 愛知医科大学, 看護学部, 助教 (80875550)
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Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 父親 / 睡眠 / メンタルヘルス / 周産期 / 質的記述的研究 / 産後 / 周産期メンタルヘルス |
Outline of Research at the Start |
急速に進行する少子化に伴い,児が出生後間もない頃からの父親の育児参加は子育てにおける重要な要素である。2022年に産後パパ育休が開始されたことも後押しとなり、母親だけでなく,父親に対する看護ケアの提供は急務となっている。本研究では,第一子の出生後1か月の間に父親がどのような体験をしたか,睡眠に着目してその思いを質的記述的に明らかにし,夫婦がすこやかに子育てをしていくために必要な看護ケアの基礎資料を得る。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の計画時点では、出生後1か月の第一子を育てる父親を対象として、夜間の睡眠に着目した体験を明らかにすることを研究目的とし、夫婦がすこやかに子育てをしていくために必要な看護ケアの基礎資料を得ることを目的としていた。 しかし、文献検討より、児の出生後の父親の睡眠に関する特徴として、子が出生後、生後4か月ごろまでは睡眠の変化が継続し、その後徐々に子の出生前の状態に戻っていくという結果や、子の生後4、8、12か月で両親の睡眠時間を測定した先行研究において、生後4か月時点が最も睡眠時間が短いという結果が示されていたことから、データ収集時期を児の出生後4から6か月の時期に設定した。また、より多くの父親の語りを得るために、育児休業取得の有無は問わず、第二子以降の出生児を持つ父親も研究対象とすることとした。 本研究は、質的記述的研究デザインを用いた。インタビューの内容は、児が出生してからの夜間の睡眠の体験について、半構造化面接法を用いて父親に自由に語ってもらった。面接時間は60分程度とした。 2023年度は、所属機関の生命倫理審査委員会による承認を得たのちに、7名の父親に対してインタビューを実施した。インタビューは、対面かオンラインかを父親に選択していただく方式としたが、2024年4月時点では、全員がオンラインでのインタビューを選択された。また、データ収集と分析を同時に進行している。研究対象者数の目標を15から20名としているため、2024年9月までに8から10名程度のインタビューを追加で実施する予定であり、対象者のリクルートも行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
生命倫理審査委員会による研究の承認と2024年4月時点でのインタビュー実施状況は研究実施計画通りに進行できているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も順調に研究を遂行するために、研究対象者のリクルートを積極的に実施していく。また、同時に分析も進めることで、2024年度内の研究結果の論文投稿を目指す。
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