Project/Area Number |
23K19791
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0908:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | National Center for Geriatrics and Gerontology |
Principal Investigator |
von・Fingerhut Georg 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 老年学・社会科学研究センター, 特任研究員 (90977894)
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Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | Elderly / Sleep / MCI / WASF / 高齢者 / 睡眠 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、高齢者における就床時間(TIB)の調整に着目し、睡眠と認知機能の具体的な 改善効果の検討を目的としている。本研究が着目する睡眠は、高齢者が自らの生活のなかで 意識できる予防実践につながるものである。先行研究において、TIBの調整により睡眠と認 知機能の改善の可能性が期待されることが指摘されているが、その具体的な内容については 研究が進んでいない状況にある。本研究では、起床潜時(WASF)の時間に着目し、申請者 所属機関における地域高齢者の大規模調査のデータを用いることによって、WASF研究にお ける新たな知見と高齢者に対する具体的な健康教育の可能性を検討していく。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、高齢者における就床時間(TIB)の調整に着目し、睡眠と認知機能の具体的な 改善効果の検討を目的としている。本研究が着目する睡 眠は、高齢者が自らの生活のなかで 意識できる予防実践につながるものである。先行研究において、TIBの調整により睡眠と認 知機能の改善 の可能性が期待されることが指摘されているが、その具体的な内容については 研究が進んでいない状況にある。本研究では、起床潜時(WASF) の時間に着目し、申請者 所属機関における地域高齢者の大規模調査のデータを用いることによって、WASF研究における新たな知見と高齢者に 対する具体的な健康教育の可能性を検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2023年に実施された研究の要約は以下の通り: 本研究は、地域に居住する高齢者を対象に、2015年からのベースライン調査データを基に変化量を分析した。特に、WASF(睡眠中の覚醒時間)に関連する要因を探求することを目的とし、申請者の所属する機関が保有する21,207名分のデータベース(2015年から2020年にかけての高浜、豊明、東海、知多のデータ)を用いて、自己申告によるWASFと軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)の関連性について検討した。21,207名分から17,306名を対象しMCIあり・なしで分けた。そこで、WASF <=5 min(9773人), WASF <5, <=30、(5173人), WASF <30, <=90 min (1802人)、 >90 min(558人)に対象者を郡分けしWASF >90 minの軍とMCIの関連を見られた。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年の研究目標: 特定の対象集団: データベースからMCIと診断された3,287名のデータを抽出し、解析を行う。 分析研究の実施: 自己申告による睡眠中の覚醒時間(WASF)と軽度認知障害(MCI)サブタイプとの関連性を検討することを目指する。特に、single MCI vs multiple MCIやamnestic MCI vs non-amnestic MCIの郡訳でWASFと関連性を検討する予定とする。
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