Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
慢性腎臓病(以下、CKD)の重症化・合併症予防には患者のセルフケアが重要だが、高齢者ではADLや認知機能の低下、併存疾患等により、セルフケアが困難となりやすい。このような高齢CKD患者の支援ではセルフケア習得を促すだけでなく、適切に医療・介護サービスを活用し、必要なサポートを確保することが課題である。しかし、高齢CKD患者がどのようなサービスを組み合わせて利用しているかやその効果は明らかではない。そこで本研究は、医療・介護レセプトデータ分析およびインタビュー調査により、高齢CKD患者の医療・介護サービスの利用パターンを特定し、状態に応じた効果的なサービスパターンをモデル化することを目的とする。