Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
健康寿命に直結する骨粗鬆症やフレイルの予防は重要な課題である。骨密度は20歳ごろをピークに減少するが女性は出産閉経に加えやせ女性の増加や運動量の低下により将来の骨粗鬆症や骨折のリスクが高くなっている。しかし妊娠期の身体活動が長期的に母子の骨密度へ与える影響については不明である。本研究は愛知県の出生コホート調査で同意を得た母子2400組を対象に学童期の子どもとその母の骨密度および女性ホルモンの測定を行い妊娠期の身体活動量との関連を検証する。長期的な母子の骨密度に関連する妊娠女性の身体活動量について考察を行いプレコンセプションケアでの啓蒙と母子の長期的なQOLの向上を目指す。