Overcoming cancer sarcopenia by targeting microRNAs
Project/Area Number |
23K19900
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0909:Sports sciences, physical education, health sciences, and related fields
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Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
緒方 瑠衣子 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (40984688)
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Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 長鎖脂肪酸 / 乳癌 / 受容体発現 / がん性サルコペニア / がん性悪液質 / マイクロRNA / 脂肪酸 / 食事介入 |
Outline of Research at the Start |
がん性サルコペニアは、がん患者の治療忍容性を低下させその予後を悪化させるため、その改善はがん治療に大きな影響を与える。しかし、その治療戦略は未だ確定できていない。本研究では、申請者が研究してきた脂肪酸によるマイクロRNA発現調節機構を応用し、脂肪酸投与により骨格筋の分化成熟を促進するマイクロRNA変化を誘導し、サルコペニアの予防・改善を目指すものである。本申請では、効果的にサルコペニアを抑制する『脂肪酸-マイクロRNA軸』を抽出することを目的とする。本研究の結果は、がん治療に強いインパクトをもたらすことが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
当初の計画と異なるが、長鎖脂肪酸の乳癌細胞に対する影響を検討した。長鎖脂肪酸について、これまでにマイクロRNA発現に影響をあたえ癌細胞にドーマンシーを誘導することを発表している。長鎖脂肪酸(LCFA)はいくつかのがん細胞に対して細胞増殖や幹細胞性誘導に影響を及ぼすことが報告されているが、各々の作用についての詳細や差異は明らかでない。とくに、乳癌は脂肪酸代謝と強く関連していることが知られており、脂肪酸のβ酸化や合成経路の異常は癌細胞の増殖や浸潤、幹細胞性亢進をもたらし、特にトリプルネガティブ乳癌(TNBC)においては治療抵抗性や予後に影響を与える。そこで、今回われわれは2種の乳癌細胞株(MCF7, luminal typeおよびMDA-MB-231, TNBC)を用い、5種類のLCFA(リノール酸(LA)、オレイン酸(OA)、エライジン酸(EA)、パルミチン酸(PA)、αリノレン酸(ALNA))を用いて、癌細胞に対する影響を検討した。その結果、、細胞増殖活性はいずれの脂肪酸においても抑制がみられた。特にLAは両細胞株に最も強い抑制効果をもたらしたのに対し、PAは増殖抑制がMCF7よりもMB231に強く認められた。逆に、EAはMCF7に強い増殖抑制を示した。幹細胞性については両細胞株において脂肪酸処理で幹細胞性の著明な低下がみられた。このことから、5種のLCFAは乳癌細胞の増殖や幹細胞性に影響する可能性が示唆された。今後、長鎖脂肪酸によるマイクロRNAへの影響も検討する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定とは異なるが、興味深い知見を得ており、今後の展開が期待される。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、長鎖脂肪酸の乳癌細胞の受容体発現への影響を詳細に検討し、その機序におけるマイクロRNAの関りを解明する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(9 results)
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[Journal Article] Short telomere lesions with dysplastic metaplasia histology may represent precancerous lesions of Helicobacter pylori-positive gastric mucosa2023
Author(s)
Fujiwara-Tani R, Takagi T, Mori S, Kishi S, Nishiguchi Y, Sasaki T, Ikeda M, Nagai K, Bhawal UK, Ohmori H, Fujii K, Kuniyasu H
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Journal Title
International Journal of Molecular Sciences
Volume: 24(4)
Issue: 4
Pages: 3182-3182
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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