Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
慢性疼痛の治療には、疼痛が緩和する機序の解明が必要である。慢性疼痛に対する運動の効果は示されているが、疼痛緩和の機序は明らかではない。本研究では、慢性疼痛に関与する前帯状回のシナプス可塑性に着目した。さらに神経可塑性に関与するシナプス接着分子であるArcadlinの関与を明らかとする。末梢神経を損傷させた疼痛モデルマウスを用いて、運動‐疼痛消失‐前帯状回のシナプス可塑性の関連を解明することで、新たな疼痛治療法の確立を目指す。