Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
非凸・非平滑複素最適化問題は目的関数と制約に凸性と連続的微分可能性を課さない複素変数の最適化問題である.本研究では,非凸・非平滑複素最適化問題に対して,ブレグマン距離に基づく一次法と凸最適化手法を組み合わせた汎用的・効率的な交互最適化手法を開発する.提案手法の応用先として,天文学における電波干渉計の画像化と自己校正への実用化を行う.また,複素非凸最適化理論を新たに構築し,提案手法の理論的な保証を確立する.