Project/Area Number |
23K20097
|
Project/Area Number (Other) |
20H01281 (2020-2023)
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2020-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
杉浦 正利 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (80216308)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 大輔 松山大学, 経営学部, 講師 (00826844)
江口 朗子 立命館大学, 文学部, 教授 (30758602)
古泉 隆 名古屋大学, 教養教育院, 講師 (60549541)
村尾 玲美 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (80454122)
阿部 真理子 岡山大学, 教育学域, 教授 (90381425)
|
Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
Project Status |
Declined (Fiscal Year 2024)
|
Budget Amount *help |
¥17,550,000 (Direct Cost: ¥13,500,000、Indirect Cost: ¥4,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
|
Keywords | 第二言語処理能力 / 学習者コーパス / スピーキング / 統語発達 / 流暢性 / 含意スケーリング / ライティング / コンストラクション / 縦断的コーパス / 処理可能性理論 / IPSyn / Step-Up English Project / Step-up English Project |
Outline of Research at the Start |
日本語を母語とする英語学習者が、英語を使って話したり書いたりできるようになる第二言語(外国語)の習得過程に関する基礎的データを初期段階から収集し、第二言語処理能力の発達過程を明らかにする。 小学校での英語の導入後、本格的に英語を習い始める中学1年生から3年生までの3学年分のスピーキングとライティングの産出データを3年間継続して収集し、英語学習の初期段階からの横断的かつ縦断的学習者コーパスを構築し、語彙・文法・表現・構文、そして発話単位などの観点から第二言語(外国語)の習得過程を明らかにし、第二言語処理能力の発達メカニズムを説明する理論構築を目指す。
|
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、本調査3年目であり、準備してきたタスクセットを使い中学1年生から3年生までの横断的データの収集を年2回(7月と3月)行った。これにより、本年度3年生について、1年生時からの3年間連続の縦断的データの収集が完了した。スピーキング能力の外在指標としてのTOEFL Primary Speaking Test(1月)も行った。語彙サイズテスト(第1回収集時)とライティングデータの収集(第2回目収集時)も実施した。予定したデータ収集は完了したが、コーパスデータとしての整備はまだ完了していない。本研究課題の最終年度である令和6年度に整備完了予定であったが、継続の研究課題を研究計画最終年度前年度応募をし採択されたため、本研究課題のデータ整備は、継続研究課題に引き継がれることとなった。 昨年度、IPSynプログラムを使い処理可能性理論に基づく言語特徴の発達を分析した成果を国際学会(JSLS2023)で発表した後、多様な言語特徴の分析が行えるようにspaCyを使った独自プログラムを開発した。本年度は、そのプログラムを使い、横断的データを対象に、4種類の言語特徴(形態素・否定形・疑問文・関係節)の出現頻度を調べ、第二言語の統語発達のモデルを分析し、先行研究よりも高い説明力を得られた(JSLS2024で発表予定)。また、横断的データと1年分の縦断的データを使い、発話流暢性に関わる言語特徴を分析し、流暢性の2指標は向上する一方で、非流暢性指標は発達初期段階の低学年で上昇したのちに高学年で下降するという興味深い現象が観察された(国際シンポジウムLCSAW6で発表)。さらに、spaCyを使った独自プログラムを使い、3年間6回分の縦断的データを使い、4種類の言語特徴に関わる29項目すべての出現頻度を調べ、含意スケーリング法を用いて、統語項目の発達順序を分析した。
|
Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(4 results)
Research Products
(13 results)