Project/Area Number |
23K20192
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Project/Area Number (Other) |
20H01754 (2020-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2020-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10010:Social psychology-related
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
吉澤 寛之 岐阜大学, 教育学研究科, 教授 (70449453)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 光次郎 岐阜大学, 工学部, 准教授 (30531793)
大隅 尚広 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授 (50737012)
吉田 琢哉 岐阜聖徳学園大学, 教育学部, 准教授 (70582790)
浅野 良輔 久留米大学, 文学部, 准教授 (50711909)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,680,000 (Direct Cost: ¥13,600,000、Indirect Cost: ¥4,080,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2022: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2020: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 反社会的行動 / 認知情動行動リスク / 仮想現実 / 人工知能 / 社会心理学 |
Outline of Research at the Start |
認知情動行動リスクの新規測定法として、3D仮想現実(3DVR)を用いた没入型の測定空間と、この環境下における人工知能リアルタイム自動評価アルゴリズムを用いた神経生理・行動反応の同期的評価方法の開発が完了したため、実施フィールドの各自治体の小中学生から参加者を募り、従来の刺激呈示方法における反応と比較した優位性を検証する本実験を実施する。実施フィールド校の全小学生、中学校1年生と保護者対象に、認知情動行動リスクの発達パターンと環境要因による影響を検討する3年間の中期的縦断調査(半期ごと2波)を開始する。
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Outline of Annual Research Achievements |
【研究1:没入型認知情動行動リスク測定法の開発】3D仮想現実(3DVR)を用いた没入型の測定空間と、この環境下における人工知能リアルタイム自動評価アルゴリズムを用いた神経生理・行動反応の同期的評価方法の開発が完了した。所属機関方針により、予定していた実験を前年度行えなかったため、本年度内に実験を行い、従来の刺激呈示方法における反応と比較した優位性を検証した。大学生対象の本実験を完了したが、実施フィールドの小中学生対象の本実験は、2024年度に繰り越して実施する計画を維持した。 【研究2:通発達段階的測定法の妥当性検証】所属機関方針により、予定していた研究を前年度行えなかったため、本年度内に研究1で開発された認知情動行動リスクの新規測定法とアンケート調査を用いた既存測定法の妥当性を検証した。大学生対象の研究は完了したが、実施フィールド校の質問紙に回答できる小学校高学年以上の児童生徒対象の研究は、2024年度に繰り越して実施する計画を維持した。 【研究3:通発達段階的測定法の等価性の検証】認知情動行動リスクの新規測定法(研究1・2)と既存の測定法(研究2)の指標等価性を多サンプルで検証するため、学校現場で神経心理学検査や3DVRを適用可能とするタブレット端末の簡易版測定法を開発した。実施フィールドの小中学生対象の調査を完了した。 【研究4:発達的変化と環境要因の影響の量的縦断調査】認知情動行動リスクの発達パターンと環境要因による影響を検討する量的縦断調査の準備を完了した。実施フィールド校の全小学生、中学校1年生と保護者対象に、3年間の中期的縦断調査(半期ごと6波)を実施する準備を完了した。短期的な発達的変化については、変容可能性が低いと判断されたため中止し、中期的縦断調査における主に保護者対象の測定内容を増やして充実させることとした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は、研究1と研究2に関しては、児童生徒対象の本実験を除いてほぼ完了、研究3の学校現場で神経心理学検査や3DVRを適用可能とするタブレット端末版測定法の開発と既存の測定法との指標等価性の検証を完了、研究4の発達的変化と環境要因の影響の量的縦断調査の準備が完了したことから、おおむね順調に進展していると判断できる。
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Strategy for Future Research Activity |
フィールド校が急遽令和6年1月に感染拡大防止の方針を出したことで、児童対象の研究が実施できず、大学生対象の本実験の完了にとどまったため、研究1と研究2にかかわる児童生徒対象の本実験は2024年度に実施する予定である。
研究4の認知情動行動リスクの発達パターンと環境要因による影響を検討する量的縦断調査については、新規測定法と既存測定法をタブレット端末で測定できるよう準備が完了しているため、2024年度に初年度2波の調査を実施するスケジュールとなっている。
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