在宅精神病患者の治癒につながる住環境創出のための介入調査
Project/Area Number |
23K20261
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Project/Area Number (Other) |
20H02322 (2020-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2020-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 23030:Architectural planning and city planning-related
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
鈴木 弘樹 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (50447281)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 玲奈 北海道大学, 保健科学研究院, 客員研究員 (10431313)
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Project Period (FY) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥16,250,000 (Direct Cost: ¥12,500,000、Indirect Cost: ¥3,750,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2020: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000)
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Keywords | 在宅 / 精神病患者 / 治癒 / 住環境 / 介入調査 / 精神病 / 患者 / 精神健康度 / 1在宅 / 在宅精神病患者 / 予防 / 領域横断型 |
Outline of Research at the Start |
本研究は前研究の発展形として、前研究から得られた知見を活かし「良い影響を及ぼす要素に積極的に改善し、悪い要素を排除した部屋」に在宅精神病患者を実際に住まわせ、介入を行わない同程度の病状の在宅精神病患者の精神健康状態と住環境を比較分析し、治癒につなげる住環境を創出する手法を開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は前研究の発展形として、前研究から得られた知見を活かし「良い影響を及ぼす要素に積極的に改善し、悪い要素を排除した部屋」に在宅精神病患者を実際に住まわせ、介入を行わない同程度の病状の在宅精神病患者の精神健康状態と住環境を比較分析し、治癒につなげる住環境を創出する手法を開発することを目的とした研究である。当初の研究計画では、2020年度は沼津で2室の環境改善を実施し、実施した2室の改善内容や調査に問題ないかを検証し、最低1年間モニタリングを行う。2021年度は東京でも2室の改善を行う予定であったが、新型コロナ感染症拡大のため、2020年度2021年度は予定の計画を実施することが出来なかった。2021年度は、2020年度を2021年度に繰り越し、2021年度に被験者の部屋の実測の時間短縮と作業軽減を図るため3Dレーザー測定機を購入し、機器の操作トレーニングを行った。2022年度は、2021年度を2022年度に繰り越し、2022年度に沼津の実施する施設の関係者と事前協議をし、改修する内容の説明や対象者への配慮などを打合せ行った。関係者からは、当初計画では、沼津では2室を改修し、2室はそのままの状態で調査を実施する予定であったが、関係者からの希望により、最初2室を先行して改修し、改修しない部屋は半年間改修しないままモニタリングを行う。その後、改修していない2室の部屋も改修し、1年間モニタリングする内容に変更してほしいという要望を反映し、今後実施することとなった。実施時期は、コロナ感染状況が落ち着いてきたため、2023年4月から準備し、6月から実施することとなったため、2021年度は、4部屋に必要な改修のための機器等を2022年度に購入し、2023年度以降の調査を実施するための準備行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ感染症拡大のため、計画が遅れている。当初予定では、2020年度実施出来なかった2室の環境改善を実施する。また、実施した2室の改善内容や調査に問題ないかを検証し、最低1年間モニタリングを行う。東京でも2室の改善を行う。さらに実施した改善前とモニタリングのデータを整理・数値化し、精神健康値・社会生活評価値、睡眠の状態などと環境の関係を客観的な相関分析や数量化Ⅰ類分析により分析し、治癒環境に有効な要素を具体的に考察する予定であったが、2022年度も新型コロナ感染症拡大の状況は変わらず、被験者の安全のため介入調査の実施はできなかった。2022年度は、事前に関係者と協議し、実施するための準備を行い、2023年度は、まず沼津で実施できる見通しである。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、事前に関係者と協議し、当初計画では、沼津では2室を改修し、2室はそのままの状態で調査を実施する予定であったが、関係者からの希望により、最初2室を先行して改修し、改修しない部屋は半年間改修しないままモニタリングを行う。その後、改修していない2室の部屋も改修し、1年間モニタリングする内容に変更してほしいという要望を反映し、今後実施することとなった。実施時期は、コロナ感染状況が落ち着いてきたため、2023年4月から準備し、6月から実施することとなった。現在、実施するための準備を行い、2023年度は、まず沼津で実施できる見通しである。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)